ことばのちから

 

 

先日

いつも金魚の写真を撮らせていただいているアクアリウムへ

夏の個展の報告と御礼のご挨拶に伺いました。

元々、写真撮影OK(もちろんフラッシュは × )な場所ではあるものの、

実際に水槽にへばりついて絶えずレンズを向けての撮影は、

金魚にとってストレスではないのかとずっと心配していたのですが、

そんなお話をしたところ

 

「金魚は観賞魚として生まれたものですので

 観てもらうことが何よりの喜びなんです。

 スポットライトを浴びるように

 こうして綺麗に撮ってもらって

 作品にまで仕上げてもらって

 金魚たちも誇らしいに違いありません!!」

 

と、力強く言ってくださって

なんだか救われた気がしました。

 

もちろん

実際の金魚たちの心の内は知る由もありませんが、

『観てもらうために生まれてきた』

その言葉を噛み締めながら、

改めてレンズを向けた先に観えたのは

今までと少し違った表情の金魚たち。

 

時間を見つけて

またゆっくり撮りに訪れないとな、と思いました。(^^)

 

さて、

ご挨拶に行く途中、

また普通にお出かけする時も通る機会が多い三島駅。

いつもは乗り換えに降りるだけなのですが、

この日は少し時間があったので初めて街に出て少しお散歩をしました。

大きな公園がいくつもあって、

街に複数流れる小さな川沿いに歩道が整備されていて、

三嶋大社にはシカ様がたくさんいて、

そして常に富士山とともにある街。

 

なんて素敵なところなんだーっ♩

(ちょっとしたカルチャーチョック)

 

いままで素通りばかりで申し訳ありませんでした(笑)

知らなかったけれど、三島って水の都なんだって。

三島の街をおさんぽ目的で一日

 

ゆっくりまわるのもいいなぁと思います◎

 

秋雨

 

 

秋雨がつづくここ数日間

雨女の自覚がある私としては(笑)

もっと雨と仲良くすべきだ!

と、ずっと思っていました。

 

決して雨が嫌いなのではなく

そのにおいとか音とか

雨の日の危うい空の明るさとか

むしろ大好きな訳ですが

大人になるとね

そんな雨の魅力よりも

雨に付帯する厄介ごと

 

例えば、手持ちの荷物が濡れたりとか

湿った衣服の脱ぎ着と洗濯とか

水浸しの傘の処理とか

泥だらけの靴とか

玄関先で髪や身体を拭く手間とか

 

そんなことにばかりに支配されてしまって

なかなか外出が億劫になるものです。

 

大人って面倒臭い。笑

 

だから休みの日やその前日には

あとさき考えずに

カメラ持って雨と戯れたい!

 

ということで

レインウエアに更にポンチョ着て

ビニール傘(小道具的扱い)もって

 いつもの公園をお散歩してきました。

 

いやいやいや......

秋雨っていうと、しとしと雨を連想しますが

 

見 事 な 暴 風 雨

 笑。

 

 秋の長雨も季節の便り。

 雨の日も楽しく過しましょうね!

 

秋桜

 

 

ようやく秋のおさんぽへ。

近所のいつもの公園は秋になると、

コスモス園が有名なのだけれど

 そんなこともすっかり忘れていまして......。笑

 久しぶりに行ったら珍しく人がたくさんいて(※当社比)
びっくり!

 

咲いているコスモスにもたくさんの種類があって
大きさや花の数

色合いや佇まい

風に揺れる感じだとか

人によって好みがあると思うのですが

わたしがどうしても

ずーっと苦手意識を持っていたのが、この

キバナコスモス

という真っ黄色の花。

  真っ黄色って写真が難しいのよね......。

(わたしだけかも知れない!笑)

 

そのキバナコスモスが

この日は何故か向こうから
「ねえ、撮って撮って!」

と、アピールしてきました。(@_@)

 わ、わたしでいいのかしら。。。

なんとなく導かれるままに

シャッターを切ってゆく。

衣装も舞台も照明も

全部向こうがセッティングしてくれている。

わたしは本当に

シャッターを切るだけ。

しかも、

ほとんどファインダーを覗かない

匂いと勘だけ

自由な角度で

 自由に撮ってゆく。

 

 ああ、楽しい!

 

 しばらく、忘れていた感覚。

やっとやっと

この苦手な子と

少しだけ仲良くなれた気がした

休日の午後でした。